こんにちは!看護師の早坂です☺
今日はノミ・ダニの予防についてのお話です。
みなさんはノミダニの活動時期はご存じでしょうか?
夏だけのイメージが強いですが、実は冬も活動をしているんです!
ノミはサナギの状態で200日以上も動物へ寄生をすることがあり、冬に寄生したノミが夏の成長に適した時期になると成虫になります。また、冬でも暖房で暖かくなったお家の中で越冬し、繁殖をしているなんてことも、、、冬に1匹でもノミを見つけたら駆虫をしなければ、繁殖し大発生して大変なことになってしまいます!
ノミが1日に平均して25個卵を産むのに対し、ダニは1度に何千個もの卵を産みます。お家の中で大量発生なんて想像しただけでゾッとしますよね、、(^-^;
それではなぜ予防が必要なのでしょうか…?
ノミダニに関連する病気がたくさんあるからなんです!
その中からいくつか紹介しますね(^▽^)/
–犬猫のノミダニによる感染症–
・犬バベシア症:重度の貧血、発熱、元気食欲低下
・猫ヘモプラズマ症:貧血、発熱、元気食欲低下、黄疸
・ノミアレルギー:痒み、脱毛、色素沈着など
・消化管寄生虫:下痢、嘔吐
などたくさんあります!
そしてノミダニによる感染症は犬猫のみではありません。
人に感染する人獣共通感染症もあるんです!
たくさんの感染症がありますが、特にマダニによるSFTS(重症熱性血小板減少症候群)は致死率が人は30%、犬が40%、猫が60~70%と、とても高く怖い感染症です。症状としては主に発熱、消化器症状などがみられます。
動物たちだけではなく、飼い主さまが大変な思いをしないためにも、当院ではノミダニ予防は通年実施することをお勧めしています。
いくつかの予防薬を扱っておりますので、その子にあったものをご提案できますよ。
ノミダニ予防について気になることがございましたらお気軽にご相談くださいね。
Instagram:木更津みき動物病院(@k_miki_ac) • Instagram写真と動画
facebook:木更津みき動物病院 – ホーム | Facebook