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目の病気「ぶどう膜炎」について

こんにちは!

 

「ぶどう膜炎」ってご存知ですか?

あまり聞き馴染みがない病気かと思うので

今日は「ぶどう膜炎」についてお話ししようと思います!

 

 

 

◆ぶどう膜ってどこ?どんな働きがあるの?

ぶどう膜はオレンジ色で示してある部位でいわゆる黒目の部分にあたります。

黒目の部分は眼の後方まで続いており、

虹彩〜毛様体〜脈絡膜といった名前で呼ばれます。

目に栄養を与えるために必要な血管が多く含まれている部分です。

 

 

 

◆ぶどう膜炎ってどんな病気?

簡単に言うと「ぶどう膜で炎症が起きてしまう病気」です。

炎症起こす原因は眼の病気から全身の病気まで多岐に渡りますが、

原因が特定できない場合もあります。

 

ぶどう膜炎が持続すると

・緑内障

・網膜剥離

といった病気を発症することがあります。

どちらも失明してしまう病気なので

これらの病気を発症させないためにも治療をする必要があります。

また悪性腫瘍や感染症などの全身疾患から発症するケースもあるので

失明だけでなく、命に関わる場合もあります

 

 

 

◆どんな症状が出る?

痛みが出るため、「瞬きが増える/目が開けづらそう」

炎症にともない「目が赤い」「目が白く濁る」「黒目が小さくなる(=縮瞳)」

といった症状もでてきます。

炎症がより強く起きると、眼の中で出血してしまう子もいます。

また全身の病気からぶどう膜炎を発症している場合には

それらに付随した症状を認める場合もあります。

 

 

◆治療

目の中で炎症を起こしているので消炎治療がメインになります。

炎症の強さにより点眼と内服を組み合わせて治療していきます

また緑内障を合併している場合や全身の病気が原因であった場合は

そちらに対しても治療が必要になってきます。

 

 

 

「あれ?目が赤いかも?」「目が白くなったかも?」

なにか気になる症状があれば、はやめに眼科検査を受けてみましょう!

そのほかにも気になる症状があればお気軽にご相談ください。

 

 

 

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