こんにちは！
木更津みき動物病院、院長の木村です😊
眼科検査に使用する眼圧計という機械を導入したので紹介したいと思います。
こちらです。
トノベットPlusという機械です！
そもそも眼圧とはなにかというと「眼の硬さ」のことです。
眼球の中には血液に代わって栄養などを運ぶ、房水と呼ばれる液体が流れております。
眼の形状はこの房水の圧力によって保たれており、この圧力を眼圧と呼びます。
ボールに空気をたくさん入れるとボールが硬くなり、空気が少なければボールが柔らかくなります。眼圧でも同じことが言えます。
眼圧が高いと、眼球全体の圧力が増し、角膜や網膜に障害を起こします。この状態を緑内障といいます。緑内障になってしまうと眼の痛みや充血が生じ、失明に至るケースもあります。。。
逆に眼圧が低すぎると、眼球がやわらかくなり（ボールがしぼむイメージですね）、網膜が剥がれてしまうことがあります。（網膜剥離）
このように眼圧は高すぎず、低すぎないことが大事です。
それを診断するために眼圧計が必要不可欠なのですね🐱
また、以前の眼圧計は測定するときに角膜に痛みを伴うため、点眼麻酔（眼の表面麻酔）が必要でした。
しかし、トノベットPlusは痛みを与えないため、点眼麻酔が不要です！
当院でもすでに何件も測定しておりますが、嫌がる子はほとんどいません♪
眼で気になる症状があればお気軽にご相談くださいね。
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