こんにちは!看護師の髙瀬です🍎
みなさん、お家の愛犬や愛猫ちゃんの体温、心拍数、呼吸数を気にしたことはありますか?
これらは健康状態を把握するのに最も簡単にできる測定方法です。
当院でも診察の際に確認をしていますが、緊張や興奮だったり安静の時とは大きく差が出てきてしまいます。
お家で測定でき、正常値を知っておくと健康状態の異変に気付きやすくなります!
病院では診察時で必要な場合、例えば呼吸器疾患、心疾患、そして抗がん剤治療時などに注意して測定しています。
また、入院中にも動物の状態を把握するために行っています。
ここからは測定方法をご紹介していきます!
・体温(T)
お尻に体温計を入れて測定します。
可能なら2人(保定者と測定者)で行うとスムーズです。
動かないように優しく包み込むように支えてあげると安心でき落ち着くことができます。(写真参照)
そして尻尾の付け根をそっと持ち上げ、肛門を確認します。
体温計が奥まで入らないように先端を指で支えておくのがポイントです✨(赤丸内)
体温計によりけがをしてしまうこともありますので、獣医さんの指導の下行いましょう!
・心拍数(P)
運動後や興奮している時は心拍が早くなるので安静時に測定します。
後ろ足の太腿の内側の付け根(赤丸内)付近に大腿動脈があります。
指先でトクトクと触れるところを見つけて測定してください。
1分間の心拍数がその子の正常値になります。
・呼吸数(R)
口呼吸(パンティング)をしている時は体温調節のために行っている呼吸です。
運動後や興奮している時に口呼吸になりやすく呼吸数が早くなってしまうので安静時や寝ている時に測定してみましょう!
胸やお腹が上下する回数をカウントします。
手を軽く添えてみると、より分かりやすくなります。(写真参照)
1分間の呼吸数がその子の正常値になります。
このお写真のモデルさんはマルチーズのミルキーくん🥰
とってもおりこうさんで頑張ってくれました!!!
呼吸数や心拍数に関しては動物にストレスなく測定できる項目です!
はじめて測定する方は慣れるまでは難しく、動いてしまったり1分が長く上手に測れないこともあると思います。
その時は10秒間測定をし、6倍にして計算する方法でも正常値が分かりますので是非チャレンジしてみてください👍
一緒に協力して健康を守っていきましょう(*^^*)
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