こんにちは!
獣医師の三瓶です。
当院では2月中『デンタルキャンペーン』を行っています!
その中で歯科処置を行った猫ちゃんを紹介したいと思います。
歯とは別の理由で受診した猫ちゃんでしたが、
身体検査で口の中を観察すると犬歯や臼歯に歯周病がありました。
以下は歯科処置中の画像です。
左上顎の犬歯は歯周病のため歯肉が大きく後退して動揺が見られました。
抜歯を行い縫合しています。
右の上顎犬歯も反対側と同じ状況でした。
こちらも犬歯の抜歯と縫合を行いました。
右の臼歯には吸収病巣が認められました。
こちらも抜歯、歯槽骨のトリミングと歯肉縫合を行い、終了としました。
犬の報告ですが、年1回の歯科処置は死亡リスクを約20%低下させるとの報告もあります。
今回の歯科処置で口の環境は改善されましたが、これを維持するにはホームデンタルケアが重要です。
毎日楽しみながらケアできるといいですね!
・口臭が気になる
・よだれが多い
・歯石が気になる
・歯肉が赤い
・歯磨きをどうすればいいか困っている
など、お困りのことがあればぜひ相談に来てください!!
麻酔から醒めた猫ちゃん、とっても頑張ったね!
お疲れ様でした!