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犬や猫の歯が生えてこない?見逃されやすい「埋伏歯」とは

 

犬や猫にも「埋伏歯」があるのをご存じですか?

歯が本来の位置に生えてこず、顎の骨や歯ぐきの中に埋まったままになってしまう歯を「埋伏歯」といいます。
見た目では単に「歯が足りない(欠損歯)」ように見えることが多いため、気づかれないままになっているケースも少なくありません。

しかし、埋伏歯をそのままにしておくと、将来的にさまざまなトラブルを引き起こす可能性があります。

■ 埋伏歯によって起こる可能性のある問題

含歯性嚢胞(がんしせいのうほう)
埋伏歯の周囲に液体がたまった袋(嚢胞)ができることがあります。
嚢胞はゆっくりと大きくなり、顎の骨を溶かしてしまったり、顎の腫れの原因になることがあります。

歯原性腫瘍
埋伏歯が、歯の組織に由来する腫瘍の発生につながることがあります。

慢性的な鼻炎や鼻汁
埋伏歯が鼻腔の近くにある場合、感染が起こり、慢性的な鼻炎や膿のような鼻汁の原因になることがあります。

瘻管(膿が出る穴)の形成
炎症が続くと、顎の皮膚や口の中に膿が出る通り道(瘻管)ができてしまうことがあります。

隣の歯への影響
埋伏歯が隣の歯の根を圧迫して吸収させたり、歯並びに影響を与えることがあります。

顎の腫れ(骨膜炎)
特に若い犬では、まだ生えてこない歯が原因となり、痛みの少ない顎の腫れが起こることがあります。

■ 埋伏歯は見た目だけでは分かりません

埋伏歯は、外から見るだけでは「歯がもともと無いのか」「歯が埋まっているのか」を区別することができません。
そのため、歯科用レントゲン検査を行うことで、顎の中に歯が残っていないか確認することがとても重要です。

■ 治療について

検査で問題のある埋伏歯が見つかった場合は、将来的なトラブルを防ぐために外科的に抜歯を行うことが一般的です。

「歯が1本足りない気がする」「顎が少し腫れている」「片側だけ鼻水が出る」など、気になる症状がある場合はお気軽にご相談ください。
当院では歯科用レントゲンを用いた口腔内検査も行っています。

※歯科レントゲンの撮影には、鎮静または麻酔が必要です。

 

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